[十三夜]★十五夜だけじゃない!豆栗名月のお月見レシピ

旧暦の9月13日、新暦では10月の中・下旬(2019年は10月11日)は十三夜です。

十五夜を「中秋の名月」や「芋名月」と呼ぶのに対して、十三夜は「後の月(のちのつき)」「豆名月」「栗名月」ともいいます。

旧暦の毎月13日の夜を「十三夜」といっていましたが、9月13日の夜は、十五夜についで美しい月とされていました。宮中では、古くから宴を催すなど月を鑑賞する風習がありました。

十五夜は中国から伝わったものですが、十三夜は日本固有の風習で、秋の収穫祭の一つではないかと考えられています。

一般に十五夜に月見をしたら、必ず同じ場所で十三夜にも月見をするものともされていました。これは十五夜だけ観賞するのは「片月見」といって忌まれていたからです。

十五夜に比べてあまりなじみがないかもしれませんが、日本独自の文化でもありますから、十三夜のお月見も楽しみたいものです。

十三夜のお月見の仕方は?

・すすきや秋の七草を飾ります。
・団子13個と大豆や栗を中心にした、秋の農作物や果物をお供えします。
・縁側や窓辺など、お月様の見えるところにお供えしましょう。
※すすきの本数など、決まりごとはありません。
秋の七草のどれかを添えたりして、自分スタイルのお花を飾ってくださいね!

Recipe~レシピ~

豆名月・栗名月にぴったりのメニュー!
おにぎりやお弁当に詰めて、お月見はいかがでしょうか?

豆栗ごはん

材料(米3合の場合) 

●米:3合
●小豆 (乾):50gくらい
●栗(むいたもの):160gくらい
●白だし:90ml
●水:600ml
●ごま塩:少々

作り方

1 米を洗って、30分浸水しておく。
2 前日から一晩、水(小豆の約3倍)につけておいた小豆をさっと洗う。

3 栗を塩水でさっと洗い、水気をきってから1個を2〜3等分に切る。
4 炊飯器に<1>の米を入れ、「白だし」と水を加えて混ぜ、
 表面を平らにしてから、<2、3>を加えて炊く。
5 炊き上がったら、ごま塩をまぶして完成!

※ごはんに小豆の色を付けたい場合は、小豆を茹でてゆで汁を加えると色づきます。

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